A.日语新闻中文版
日前,一项运用人工智能技术(AI),减少转卖球员签名球衣行为的举措正在日本体育界内开展。
受新冠疫情影响,球队与球迷之间的互动接触有所减少。为了防止球迷流失,日本体育界纷纷推出了各种各样回馈球迷的服务。其中,根据地位于神奈川县境内,征战于日本职业足球甲级联赛(J1联赛)的川崎前锋足球队2021年曾通过抽签方式,赠送给球迷约1000件球员签名的球衣。
然而,这些球衣有的被挂到了竞拍网站上拍卖。为了减少非卖品被转卖案例的发生,该球队与同在神奈川县的、横滨市的一家新创企业共同研发了一套系统,自5月起投入使用。
这套系统会让人工智能记住球衣上签名的笔迹和位置以及球衣持有人信息,一旦发觉球衣被挂到网上拍卖,即可解析被上传到网站上的照片,从而推断出卖家是谁。
据悉,这套系统成功推断出卖家信息的几率高达97%。该球队表示:“一旦确认到有人转卖球衣,那么今后在购买球赛门票和礼物抽签之际,会对其采取相应的措施。”
B.日语新闻简易版
選手がサインしたユニフォーム ネットで売った人がAIでわかる
プロのサッカーのチーム「川崎フロンターレ」は去年、選手がサインしたユニフォーム1000枚をファンにプレゼントしました。しかし、このユニフォームをインターネットのオークションに出した人がいました。
チームは、プレゼントした物を売る人を少なくしたいと考えました。このため、ユニフォームを売った人がわかるシステムを横浜市の会社と一緒に作りました。
システムはAIを使っていて、オークションに出たユニフォームの写真を調べると、誰にプレゼントした物か97%わかります。
チームは5月からシステムを使っています。会社は「このシステムで、オークションに出す人をなくしたいです」と話しています。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
サイン入りユニフォームなどの転売抑止 チームが対策 AIも活用
ファンサービスとして提供している選手のサイン入りユニフォームなどの非売品がオークションサイトでむやみに販売されないよう、スポーツ業界では、AI=人工知能を活用して転売を減らそうという取り組みが始まっています。
スポーツ業界では、新型コロナの影響で観戦が制限されたため、接点が少なくなったファンをつなぎ止めようと、さまざまなサービスが行われていて、このうちサッカーJ1の川崎フロンターレは去年、選手のサイン入りユニフォームおよそ1000枚を抽せんで提供しました。
しかし、オークションサイトに出品される事例があり、チームでは、非売品の転売を減らそうと、同じ神奈川県で横浜市のベンチャー企業とシステムを開発し、5月から導入しました。
このシステムは、ユニフォームに書かれたサインの形や位置、それに持っている人の情報をAIに覚え込ませ、実際に出品された場合には、サイト上の画像を解析して、出品した人を割り出す仕組みです。
97%の確率で特定できるということで、チームは「転売が確認された場合は、観戦チケットの販売やプレゼントの抽せんでしかるべき対応をする」としています。
システムを開発したエフィシエントの脇坂健一郎社長は「データを管理していることを知ってもらい、転売抑止につなげたい」と話していました。
非売品や景品の転売をめぐっては、メルカリもコンビニチェーンと協力してサイトを監視するなど、対策が広がっています。