A.日语新闻中文版
据世界气象组织(WMO)公布的数据,2021年,二氧化碳等3种温室气体在地球大气中的浓度均创下新高。
二氧化碳、甲烷和氧化亚氮是导致地球变暖的3种主要温室气体,关于其在地球大气中的平均浓度,世界气象组织对各国气象部门和研究机构2021年观测的数据进行了分析,并公布了分析结果。
分析显示,2021年,二氧化碳浓度为百万分之415.7(ppm),甲烷为十亿分之1908(ppb),氧化亚氮为十亿分之334.5(ppb),均高于2020年水平,创下1984年在世界各地开始观测以来的最高记录。
二氧化碳中来自化石燃料的排放量2019年至2020年减少了5.4%,但2020年至2021年出现反弹,增加了4.9%。据认为新冠疫情下减少的人员活动得到恢复,对排放量也产生了影响。
此外,2021年,甲烷浓度增幅创下观测史上新高。其原因尚不清楚,但据称这或许和拉尼娜现象导致热带地区降水增多,使得释放甲烷的微生物活动更为活跃有关。
B.日语新闻简易版
気温を上げるガスの濃度が高くなる 特にメタンが増える
国連のWMOは、地球の気温を上げるガスの去年の濃度を調べて結果を発表しました。二酸化炭素が415.7ppm、メタンが1908ppb、一酸化二窒素が334.5ppbでした。どのガスの濃度も、1984年に調べ始めてから最も高くなりました。メタンは1年の増え方が、今までで最も多くなりました。
はっきりした原因はわかっていませんが、WMOは、気象が原因かもしれないと考えています。熱帯の雨が多くなってメタンを出す微生物の活動が増えた可能性があると考えています。
気象庁は「地球の温暖化が原因でひどい雨などの災害が増えています。地球の気温が上がらないようにもっと努力する必要があります」と話しています。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
温室効果ガスの濃度が過去最高に メタン放出の微生物が影響か
地球温暖化の原因となる二酸化炭素など3種類の温室効果ガスの世界の濃度が、去年いずれも観測史上最も高くなったことがわかりました。
WMO=世界気象機関は主要な3種類の温室効果ガスの世界の平均濃度について、各国の気象当局や研究機関が観測した去年のデータを解析し結果を公表しました。
それによりますと、
▽二酸化炭素が415.7ppm、
▽メタンが1908ppb、
▽一酸化二窒素が334.5ppbと
いずれも2020年を上回り世界各地で観測を始めた1984年以降最も高くなりました。
二酸化炭素のうち、化石燃料に由来する排出量は2019年から2020年は5.4%減りましたが、2020年から2021年は再び4.9%増加しました。
新型コロナの影響で減っていた人の活動が戻ってきたことが排出量に影響したとみられます。
また、メタンは1年間の増加量が観測史上最も多くなりました。
明確な原因はわかっていませんが、ラニーニャ現象の影響で熱帯の雨が多くなりメタンを放出する微生物の活動が活発になったことが増加に影響した可能性があるということです。
解析に関わった気象庁は「温室効果ガスの削減に向けた取り組みは一定程度行われているがそれ以上に排出量が多くなっている。異常気象による災害のリスクを減らすためにも、今以上のペースで対策を進める必要がある」と話しています。