A.日语新闻中文版
在由军方掌握实权的缅甸,今年7月被治安当局拘押的日本记者久保田彻11月17日获得释放并于18日早晨返回了日本。
今年7月在缅甸最大城市仰光,有群众举行了反对军方的抗议示威活动。在示威现场的久保田被治安当局拘押。
随后,久保田于10月被缅方以使用旅游签证入境而拍摄抗议示威活动,违反了入境管理法等罪名判处有罪,共计被判10年有期徒刑。
18日清晨6时过后,久保田现身于羽田机场,随后在接受记者采访时袒露了心声。他说:“我想感谢一直以来给予我支持的日本的支援者以及日本政府,感激之情难以言表。”
在此之上,他还就当地的状况介绍称:“我在缅甸的监狱里一直被关押在单人牢房。10年刑期的重压令人难以承受。”
他还说:“在缅甸有许多不得不在当地生活的人,可能从外表难以察觉他们不自由的处境。身陷囹圄,我也很懊恼,但我觉得他们祖祖辈辈都感到很懊恼。”
B.日语新闻简易版
ミャンマーで捕まった久保田さんが日本に帰ってきた
ジャーナリストの久保田徹さんは、今年7月にミャンマーで捕まりました。観光ビザで入って軍に反対するデモを撮ったとして10年刑務所に入る刑が決まっていました。しかし17日に自由になって、18日朝、羽田空港に着きました。
空港には久保田さんの友達など30人ぐらいが集まって、一緒に喜びました。久保田さんは「助けてくれた日本の人たちや政府に感謝したいです。刑務所では1人だけの部屋にいて、10年の刑でとても暗い気持ちでした」と話しました。
そして「ミャンマーには、自由ではない生活をしている人たちがいます。私も捕まって悔しかったですが、その人たちは長い間ずっと悔しい気持ちでいます」と話していました。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
ミャンマーで拘束の久保田さんが帰国 “支援者や政府に感謝”
軍が実権を握るミャンマーでことし7月に治安当局に拘束され17日に解放されたジャーナリストの久保田徹さんが、18日朝、羽田空港に到着しました。
久保田さんは記者団に対し「これまで支えてくれた日本の支援者や政府に感謝したい」と述べました。
久保田さんは午前6時すぎ、羽田空港に姿を見せました。
空港には支援者や友人などおよそ30人が集まり、花束を渡してともに喜んでいました。
このあと久保田さんは記者団の取材に応じ「これまで支えてくれた日本の支援者や政府に感謝したい。ことばでは言い表せない」と今の心境を明らかにしました。
そのうえで、現地での状況について「刑務所にいる間は独房で暮らしていた。10年という刑期は重くのしかかっていた」と話しました。
また、「ミャンマーでは現地で生きなければならない人々がいて目に見えづらいが不自由を抱えている。私も逮捕されて悔しかったが彼らは何世代にもわたって悔しさを感じている」と話していました。
久保田さんはことし7月、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで軍に対する抗議デモが行われていた現場にいたところを治安当局に拘束されました。
久保田さんはその後、観光ビザで入国して抗議デモを撮影したとして、10月入国管理法違反などの罪で有罪判決を受け、合わせて10年の刑期が言い渡されていました。
現地の日本大使館によりますと、軍は17日、久保田さんを恩赦で解放すると連絡してきたということで、久保田さんはヤンゴン市内の刑務所から空港に移送され、17日夜、ミャンマーを出国していました。