A.日语新闻中文版
近日,在摩洛哥首都拉巴特召开的联合国教科文组织政府间委员会会议对日本的非物质文化遗产申遗项目“风流踊”进行了审议,与会者一致同意将其列入非物质文化遗产名录。
日本文化厅就这一申遗项目进行的说明是:各地基于当地的历史和风土人情以各种形式传承至今的民间表演艺术活动,包括盂兰盆舞活动、念佛舞活动等。
文化厅指出,这些民间表演艺术受到当地民众的积极保护和传承,在遭受自然灾害时,还是灾区民众开展复兴重建的精神支柱。因此,对于自然灾害多发的日本而言,这些民间表演艺术不仅具有文化意义,还具备一定的社会功能。
“风流踊”共由24个都府县的41种舞蹈类传统表演艺术活动组成。在该项目申遗成功的结果出炉后,日本常驻联合国教科文组织大使尾池厚之发表了感言。他表示:“日本各地的这些舞蹈类表演艺术大部分都只限于当地这一小范围流传和传承,它们成为世界性的重要文化遗产对于各地致力于文化遗产保护的人士来说是一大鼓舞。”
B.日语新闻简易版
日本の「風流踊」がユネスコの無形文化遺産に決まった
ユネスコは、昔から続いていてこれからも大切にしたい文化や技術を、無形文化遺産にしています。11月30日、太鼓や笛の音などで踊る日本の「風流踊」を無形文化遺産に決めました。
風流踊は、地域の歴史や自然の中で続いてきた盆踊りなどです。子どもからお年寄りまで集まって、亡くなった人のことや、米や野菜がたくさんできることなどを祈って踊ります。
遺産になった風流踊には、24の県などの41の踊りなどが入っています。秋田県の「西馬音内の盆踊」や岐阜県の「寒水の掛踊」、長崎県の「対馬の盆踊」などです。
ユネスコの日本政府代表部の人は「世界の大事な遺産になったことは、地域で踊りを伝えるために頑張っている人の力になると思います」と話しました。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
各地の盆踊りなど「風流踊」 ユネスコ無形文化遺産に登録決定
ユネスコは日本時間の30日午後7時ごろ各地で伝承されてきた盆踊りなど、お囃子に合わせて踊る日本の民俗芸能「風流踊」を無形文化遺産に登録することを決めました。
北アフリカのモロッコの首都ラバトで開かれているユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会は日本時間の30日午後7時ごろ、日本が提案した盆踊りなど、お囃子に合わせて踊る民俗芸能「風流踊」について審議しました。
文化庁は提案にあたって、「風流踊」について盆踊や念仏踊など各地の歴史や風土に応じてさまざまな形で伝承されてきた民俗芸能だとしています。
さらに、世代を超えて地域全体で伝承されてきて、特に災害が多い日本では被災地域の復興の精神的な基盤となるなど、文化的な意味だけでなく社会的な機能もあるとしています。
そして審議の結果、無形文化遺産への登録が全会一致で決まりました。
登録が決まった「風流踊」は24都府県の合わせて41件の伝統行事をまとめたものです。
この中には、優雅な踊りが披露される秋田県の「西馬音内の盆踊」や、岐阜県で伝わる太鼓踊りの「寒水の掛踊」、長崎県の「対馬の盆踊」などがあります。
このうち神奈川県の伝統行事「チャッキラコ」は2009年に単独で無形文化遺産に登録されましたが、文化庁は今回、ほかの行事と併せて提案し、まとめて1件として登録されることが決まりました。
このため日本国内の無形文化遺産の数はこれまでと変わらず、22件となります。
登録が決まったあとの演説でユネスコ日本政府代表部の尾池厚之大使は「これらの儀式の踊りのほとんどは、日本各地の非常に小さな地域社会で実践されてきたものです。こうした踊りが世界的に重要な遺産として認定されたことは、それぞれの地域で保存を担う人々を勇気づけることにつながるでしょう」と述べました。