A.日语新闻中文版
日本时间12月11日,日本企业研发的登月舱在美国发射升空。这也是世界首个民间宇航器登月计划。
位于东京的初创企业“ispace”研发的登月舱于日本时间11日傍晚,搭乘美国民间企业太空探索技术公司(SpaceX)火箭,从佛罗里达州的火箭发射场发射升空。
据称,登月舱与火箭分离后,地面通信和舱体姿态等十分稳定。
“ispace”力争成为世界首个实现宇航器登月的民间企业。如果进展顺利,登月舱将在2023年4月底挑战登月。另外,该公司还计划通过搭载在登月舱上的小型机器人进行月球探测等活动。
近些年,相继有证明月球上存在水的研究论文发表。月球被视为人类拓展宇宙活动的据点。美国也在推动“阿尔忒弥斯”国际探月计划,国际探月竞争变得越来越激烈。
与此相应,民间企业方面也出现将此前限于地球周边的太空商业利用向更深层太空拓展的动向。本次登月舱计划能否为全新的月球商务奠定基础,受到关注。
B.日语新闻简易版
日本の会社が作った宇宙船が月に向かう
日本の時間で11日、日本の会社「ispace」が作った宇宙船が、アメリカのロケットで打ち上げられました。宇宙船は47分後にロケットから離れて、月に向かっています。宇宙船は高さが約2.3m、幅が約2.6mです。
計画では、宇宙船は来年4月に月に下りる予定です。国の協力がない会社の宇宙船は、世界でもまだ月に下りたことがありません。月に下りたあと、JAXAなどが作ったロボットが月を調べたり、いろいろな実験をしたりする予定です。
会社の人は「やっと宇宙船を打ち上げることができて、安心しました」と話しています。
月は最近、人が宇宙で活動するために大事な場所になると考えられています。これから、月や宇宙で仕事をする会社が増えそうです。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
「月着陸船」ロケットから分離 世界初“民間”で月目指す
世界初の民間による月面着陸を目指す東京のベンチャー企業が開発した月着陸船を搭載したアメリカのロケットが日本時間の11日夕方打ち上げられました。月着陸船は47分後にロケットから切り離され、打ち上げは成功しました。
民間による月面着陸を目指しているのは、東京のベンチャー企業「ispace」(アイ・スペース)です。
自社で開発した無人の月着陸船をアメリカの民間企業「スペースX」のロケットに搭載し、日本時間の11日午後4時38分にフロリダ州の発射場から打ち上げられました。
月着陸船は47分後にロケットから切り離され、打ち上げは成功しました。
計画では地球から38万キロ離れた月に向かって航行し、来年4月末に月への着陸に挑む予定で、成功すれば、世界で初めて民間だけで月面着陸を成し遂げることになります。
月着陸船には、JAXA=宇宙航空研究開発機構などが開発した小型ロボットなどが搭載され、月面探査をはじめ、さまざまな技術の実証が行われる予定です。
月は近年、水の存在を示す研究論文が相次いで発表されるなど、人類が宇宙での活動領域を広げる上で拠点となる場所に位置づけられ、アメリカが進める国際的月探査プロジェクト「アルテミス計画」など国家間の競争が激化しています。
これに伴って、民間企業の間でも地球周辺にとどまっていた宇宙の商業利用を拡大しようとする動きが見られ、今回の打ち上げが、月を舞台にした新たなビジネスの布石となるか注目されます。