A.日语新闻中文版
日本汉字能力测评协会每年都向民众征集综合反映当年世间百态的年度汉字。12月12日,协会同往年一样在京都府京都市的清水寺公布了今年的征集结果,今年的年度汉字是战斗的“战”。
今年的征集期间为11月1日至12月5日。协会共收到了22万3000余件推荐方案,其中,“战”这个字获得了1万804份推荐,名列榜首,从而成为今年的年度汉字。
这是“战”第二次当选年度汉字,上一次是在2001年,当时发生的重大事件包括针对美国的“9·11”恐怖袭击。
B.日语新闻简易版
「今年の漢字」は「戦」
日本漢字能力検定協会は毎年、今年を表す漢字を1つ、みんなに選んでもらっています。そして、この中でいちばん多かった漢字を「今年の漢字」に決めています。
京都市にある清水寺で12日、「今年の漢字」の発表がありました。22万3000以上集まった中で、「戦」がいちばん多くなりました。「戦」が選ばれたのは、2回目です。アメリカでテロ 事件があった2001年にも選ばれています。
協会は、ロシアがウクライナに攻撃をして、多くの人が戦争について考えたことが理由だと言っています。円が安くなったり、物の値段が上がったりして、生活の中でも戦っていると感じる人も多いと言っています。
清水寺のお坊さんは「来年はみんなが安心して生活できる年になるように願っています」と話していました。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
「今年の漢字」は「戦」 ウクライナ侵攻や物価高との「戦い」
ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、「戦」の文字が選ばれました。
「今年の漢字」は京都市に本部がある「日本漢字能力検定協会」が、その年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。
ことしは先月1日から今月5日までの22万3000通余りの応募の中から最も多い1万804票を集めた「戦」の文字が選ばれました。
京都市東山区にある清水寺では午後2時すぎ、森清範 貫主が大きな和紙に「戦」の字を一気に書き上げました
「戦」が選ばれたのは、アメリカの同時多発テロ事件などがあった2001年以来、2回目です。
協会によりますと「戦」の字が選ばれた理由について、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識した年であったことや、円安・物価高など生活の中での「戦い」を応募者の多くが体感したことをあげています。
またサッカーワールドカップの日本代表が強豪のドイツやスペインを破ったほか、冬の北京オリンピックで日本人選手が活躍するなど、スポーツの熱戦が繰り広げられたこともあげています。
清水寺の森貫主は「『戦』が選ばれたのはロシアによるウクライナへの軍事侵攻が非常に強い印象を残したためだと思います。来年は皆が心安らかに日々をおくれるような年になるよう願っています」と話していました。
岸田総理大臣は記者団に対し「今年の漢字」に「戦」の文字が選ばれたことについて「ウクライナをはじめ、いろいろな事態があった。納得できる部分もある」と述べました。
そのうえで自身のことしの漢字について「『進』、進めるという字を選びたい。歴史を画するようなさまざまな課題に直面し、『新しい資本主義』やG7=主要7か国の取り組みなど、一つ一つ進めていく1年だった」と述べました。