A.日语新闻中文版
为了重新审视外国人边工作边学习技术的技能实习制度,日本政府的有识者会议于近日开会进行了首次讨论。
技能实习制度旨在为发展中国家培养人才,在此制度下来日的外国人一边工作一边学习专业技术。但有不少意见指出,该制度事实上已变成为劳动环境艰苦的工种等确保工作人员的手段,与设立制度的初衷相差甚远。
会议对今后讨论的主题表示赞同。讨论主题包括:技能实习制度是继续实施还是应该废止;是否与为解决12个行业的人手短缺问题而接纳外国人工作的“特定技能制度”合并重组;为接收技能实习生进行中介的监理团体等应如何开展工作等。
有会议委员指出,目前实际情况明显背离制度初衷,是导致侵犯人权等现象发生的原因,但同时也有意见认为,让实习生在日本学习技术是在为国际社会做贡献,也具有积极意义。
有识者会议将在听取相关团体的意见后,于2023年春季汇总出一份中期报告,并在秋季前后提交最终报告。
B.日语新闻简易版
外国人の技能実習の制度について考える会議が始まった
日本には、外国人が働きながら技術を習う技能実習の制度があります。発展途上国の人を育てる目的があります。しかし、働く人が少ない仕事を外国人にさせているという意見もあります。
14日、この制度について考える専門家の会議が始まりました。会議のリーダーのJICAの人は「外国人と一緒に生活する社会は、安全、安心なことや、みんなの人権を大切にすることなどが必要です。そのための制度を考えたいです」と話しました。
会議では、今の制度を続けるか、ほかの制度と一緒にするかなどを考えます。実習生の受け入れなどの世話をする団体についても考えます。
来年の秋ごろに、会議のレポートを出す予定です。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
技能実習制度見直しへ 有識者会議 制度の存廃や再編含め論点に
外国人が働きながら技術を学ぶ技能実習制度を見直すため、14日から政府の有識者による検討が始まり、制度の存廃や再編も含めて論点とすることが了承されました。
外国人が日本で働きながら技術を学ぶ技能実習制度は、発展途上国の人材育成を主な目的とする一方、実際は労働環境が厳しい業種を中心に人手を確保する手段になっていて、目的と実態がかけ離れているといった指摘も少なくありません。
制度の見直しに向けて政府の有識者による検討が始まり、14日の初会合には有識者会議の座長を務めるJICA=国際協力機構の田中明彦理事長らが出席しました。
冒頭で田中座長は「外国人との共生社会としてありうるべきは、安全・安心で、多様性に富んで活力があり、個人の尊厳と人権を尊重した社会だ。この3つが実現する制度を検討したい」とあいさつしました。
今後の論点として、
▽技能実習制度を存続するか、廃止するか、
▽人手不足の12分野で外国人が働く「特定技能制度」に一本化して再編するのかなどのほか、
▽技能実習生の受け入れを仲介する監理団体の在り方などを含めて検討することを了承しました。
委員からは「制度の目的と実態がかい離していることは明らかで、人権侵害と結び付く構造的な原因だ」などの意見が出された一方で、実習生に日本の技術を学んでもらうことで国際貢献を担っているという意義もあるという意見も出たということです。
有識者会議は、関係団体から聞き取りを行うなどして来年春に中間報告をまとめ、秋ごろをめどに最終報告書を提出する予定です。